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戸田建設/杭頭接合筋/基礎梁主筋と干渉解消/最大1.5倍に耐震性能向上

 戸田建設は、杭頭接合部の耐震性能を向上し、施工性を改善する「鋼板補強型杭頭接合工法(TO-SPCap工法)」を開発した。杭鋼管に設置した角型プレートに沿って杭頭接合筋を配置することで、課題だった基礎梁主筋との干渉を解消できる。杭頭接合筋が同じ数の場合、従来工法と比べ耐震性能が最大で1.5倍程度まで向上するほか、耐力確保に必要な杭頭接合筋の本数が抑えられ、施工性の改善につながる。
 鋼管コンクリート杭の杭頭接合部では、接合部の耐力を得るため、杭頭接合筋の必要本数が多くなる傾向にある。従来の杭頭接合工法は杭頭接合筋を杭鋼管の円周状に配置するため、格子状に配筋された基礎梁主筋との干渉が生じやすいことが課題となっており、杭径を大きくするなどの対策がとられていた。
 同工法は杭鋼管に角型プレートを取り付け、杭頭接合筋を矩形に近い配置とすることで基礎梁主筋との干渉を解消する。杭頭接合筋を杭のより外側に配置でき、耐震性能が高められる。杭頭接合筋の先端に定着板を取り付けることで接合筋の長さを半分程度に抑えられるため、フーチングせいを浅くすることも可能となる。そのため、基礎根切り深さを浅くすることができ、掘削や山留め、残土処理などの費用削減が期待できる。
 構造実験や構造解析、施工実験を実施し、杭頭接合部の配筋の自由度が増すことや、杭と建物を強く接合して地震による被害を低減できることを確認済み。日本建築総合試験所の建築技術性能証明も取得した。同社は自社の設計物件や、それ以外の案件でも積極的に提案を進めていく。
[ 2017-01-06  3面]

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