【整備手法はPFI想定】
東京都病院経営本部は、広尾病院整備基本計画案をまとめた。都心部唯一の基幹災害拠点病院となる同病院を、隣接する広尾看護専門学校とともに、総延べ5万1400㎡の規模で現地に建て替える。病院の病床数は400床で免震構造を採用。概算事業費は、約377億6000万円(消費税10%込み、以下同)と試算している。PFI方式の採用を想定しており、その場合、包括発注の業務範囲などを検討して2024年度までに整備手法を決定、設計に着手する。建設工事は日常診療を継続しながら段階的に進め、31年度のグランドオープンを目指す。 広尾病院は、大規模災害発生時に人的支援を行う基幹災害拠点病院として都の災害医療の中心的役割を担っているが、1980年に完成した既存施設は老朽化が進んでいるほか、災害時に多数の患者を受け入れるためのスペースが不十分など、課題も抱えている。このため、渋谷区恵比寿の現地約2.2haに建て替えて、災害医療機能のさらなる強化と良質な医療環境を確保する。
整備する各施設の規模は、広尾病院が地下1階地上9階建て延べ4万2000㎡。免震構造を採用する。看護専門学校は6階建て延べ7500㎡で耐震構造を採用。患者家族の宿泊施設を兼ねた職員宿舎は4階建て延べ1900㎡を想定している。
病院の1-4階に診察・検査部門を配置し、5-9階を一般病棟とする。病室は個室のほか、1室当たり4床設ける。島しょ医療に対応するため屋上にヘリポートを設ける。外来は1日当たり850人程度を見込んでおり、診療科目は28科目。このほか、看護専門学校のスペースを災害医療に転用できるよう3階に連絡通路を整備する。
工事は、25-27年度の第1期で敷地西側にある寮や看護学校を解体し、跡地に新病院西側を整備する。北側には仮設棟を整備して外来や医局の機能を移設する。28-30年度の第2期で病院東側を整備。第3期に外構や看護学校、職員宿舎などを整備する考えだ。
事業費のうち、病院の建設工事費は、約245億3000万円、設計・監理費は約9億6000万円、看護専門学校は工事費約26億3000万円、設計・監理費約9000万円と試算している。
基本計画策定支援業務は久米設計が担当した。
東京都病院経営本部は、広尾病院整備基本計画案をまとめた。都心部唯一の基幹災害拠点病院となる同病院を、隣接する広尾看護専門学校とともに、総延べ5万1400㎡の規模で現地に建て替える。病院の病床数は400床で免震構造を採用。概算事業費は、約377億6000万円(消費税10%込み、以下同)と試算している。PFI方式の採用を想定しており、その場合、包括発注の業務範囲などを検討して2024年度までに整備手法を決定、設計に着手する。建設工事は日常診療を継続しながら段階的に進め、31年度のグランドオープンを目指す。 広尾病院は、大規模災害発生時に人的支援を行う基幹災害拠点病院として都の災害医療の中心的役割を担っているが、1980年に完成した既存施設は老朽化が進んでいるほか、災害時に多数の患者を受け入れるためのスペースが不十分など、課題も抱えている。このため、渋谷区恵比寿の現地約2.2haに建て替えて、災害医療機能のさらなる強化と良質な医療環境を確保する。
整備する各施設の規模は、広尾病院が地下1階地上9階建て延べ4万2000㎡。免震構造を採用する。看護専門学校は6階建て延べ7500㎡で耐震構造を採用。患者家族の宿泊施設を兼ねた職員宿舎は4階建て延べ1900㎡を想定している。
病院の1-4階に診察・検査部門を配置し、5-9階を一般病棟とする。病室は個室のほか、1室当たり4床設ける。島しょ医療に対応するため屋上にヘリポートを設ける。外来は1日当たり850人程度を見込んでおり、診療科目は28科目。このほか、看護専門学校のスペースを災害医療に転用できるよう3階に連絡通路を整備する。
工事は、25-27年度の第1期で敷地西側にある寮や看護学校を解体し、跡地に新病院西側を整備する。北側には仮設棟を整備して外来や医局の機能を移設する。28-30年度の第2期で病院東側を整備。第3期に外構や看護学校、職員宿舎などを整備する考えだ。
事業費のうち、病院の建設工事費は、約245億3000万円、設計・監理費は約9億6000万円、看護専門学校は工事費約26億3000万円、設計・監理費約9000万円と試算している。
基本計画策定支援業務は久米設計が担当した。







