路面電車のネットワーク検討/9月4日から候補7路線でパブコメ/岡山市 | 建設通信新聞Digital

11月24日 日曜日

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路面電車のネットワーク検討/9月4日から候補7路線でパブコメ/岡山市

短期区間の導入イメージ
【芸術創造劇場経由を最優先】
 岡山市は、路面電車の延伸、環境化などのネットワーク検討について、新たな候補路線7路線を盛り込んだルート案を学識者らで構成する検討会に提示した。区間別の整備優先順位では、「岡山芸術創造劇場」を経由するルートが最優先となっている。4日から10月7日までの期間でパブリックコメントを実施し、それぞれの候補路線や実現可能性・区間別優先順位の考え方などについて意見を求める。2020年1月には計画案をまとめる方針だ。
 路面電車のネットワーク検討は、定時性、速達性、さらには経路の分かりやすさに優れ、輸送力の高い路面電車のネットワーク拡充を目指し、検討を進めている。8月には路面電車ネットワーク基本計画検討業務をパシフィックコンサルタンツに委託した。
 候補路線は、公共施設や文化・観光施設、大型商業施設などへのアクセス性を向上させる必要性が高いルートのうち、道路交通への影響が比較的小さい区間から優先的に整備する方針を示し、岡山大学病院前を通る市役所~清輝橋は2ルートに分割し、合計8案とした。
 このうち、大雲寺前電停を起点に岡山芸術創造劇場を経由し西大寺町電停を終点とするルートは短期区間とし最優先ルートとなっている。延長は0.6㎞で概算事業費は9億円を見込む。
 そのほか、岡山駅東口~市役所、市役所~大学病院、市役所~大雲寺電停、城下電停~石山公園、岡山駅西口~岡山大学を中期、大学病院~清輝橋電停、清輝橋電停~十日市交差点を長期と位置付けている。