ことしの技能五輪国際大会は10月14日から19日まで、アラブ首長国連邦のアブダビで開催される。造園部門では、植栽や石積み、木工など幅広い技能が求められる。通常は事前に図面が示されるが、今回は公開されないという。
在校生からは「図面が出ていない中で、どのようなことを意識しているか」「最初から国際大会出場を目指していたか」などの質問があり、最初の質問に対し杉本さんは「(競技開始前の)朝の15分間でどれだけ図面が読み込めるか。それとその日やることをエキスパートと話し合うこと」を挙げた。
また、「一昨年、技能五輪にエントリーしたが、その時には負けた。そのリベンジを、という思いでやってきた。国際大会に出場するには、いろいろなことができるようになっておかないといけない」と述べた。