【魅力向上事業】東京・北区の飛鳥山公園Park-PFI コンセプトは"彩り豊かな生活を楽しむ社交場" | 建設通信新聞Digital

4月20日 土曜日

公式ブログ

【魅力向上事業】東京・北区の飛鳥山公園Park-PFI コンセプトは”彩り豊かな生活を楽しむ社交場”

 東京都北区は、Park-PFI(公募設置管理制度)による飛鳥山公園の魅力向上事業について、大日本コンサルタント・日比谷アメニス・内藤ハウス・東京北区観光協会で構成するグループを設置等予定者として選定した。カフェレストランや東屋(あずまや)の整備を提案している。

カフェレストランの完成イメージ


 4月下旬にも基本協定を締結して、5月から設計に着手する。22年度以降の事業開始を予定している。

 選定グループが提案した事業コンセプトは「Comingle 飛鳥山(コミングルアスカヤマ)~彩り豊かな生活を楽しむ王子地域の社交場~」。現在広場がある位置に、建築面積200㎡程度のカフェレストランを整備する。既存トイレのリフォームや、多機能東屋を新設する。

 特定公園施設として、広場、園路、ウォールベンチ、照明灯、彩り花壇なども整備する。公園の所在地は王子1-1-3の総面積7.38ha。

 選定手続きには同者のみが応募した。有識者らによる選定委員会の総評では、新設建物について「開放的なデザインを採用し、飛鳥山公園の景観になじむ建築計画がなされている」と評価した。イベント企画・運営の詳細や、既存樹木への配慮、建物の安全性・ユニバーサルデザインへの配慮について、関係者間で協議を進める方針だ。



【新刊】細田雅春著『社会はなぜ「現代建築」を受け入れるのか』ご購入はこちら

建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら