東京二十三区清掃一部事務組合は、東京23区で排出される一般廃棄物の中間処理について定めた一般廃棄物処理基本計画の第6次改定原案をまとめた。2026年度から40年度までの計画期間中に足立と品川が新たに耐用年数を迎えるため、建て替え工事の計画を盛り込んだほか、新江東清掃工場が耐用年数を迎える前に用地を確保して新たな清掃工場を建設する計画を記載した。新工場は32年度から計画に着手し、37年度に着工する。
第6次原案の施設整備計画では、1995年から2001年に整備された10工場(日量6700t)と、02-08年に整備された6工場(同3000t)が同じサイクルで整備時期を迎えるものの、02-08年のうち5工場は当時、旧工場の建築躯体を再利用したため、より早く建物の耐用年数を迎えるため、優先して建て替える計画とした。
建て替えの標準整備期間は、4週8休の確保や猛暑による作業不能日なども考慮し、計画策定や環境影響評価などの準備に約5年、解体前清掃を含めた既存施設の解体・建設に約9年の計14年と設定した。施設規模ごとの標準工期は、日量600tが96カ月、同900tが103カ月。
第6次で新たに建て替えの計画に着手するのは、足立と品川で、足立は30年度に計画策定に着手、35年度に着工、品川が31年度に計画策定着手し36年度着工の予定とした。ともに処理能力は900t。
1998年に竣工した新江東清掃工場は、日量1800tの処理能力を誇る大規模施設だが、2028年度まで施工中の延命化を施しても41年度以降に耐用年数を迎える。同等の処理能力を既存清掃工場で補うことが難しいため、新江東のプラントが耐用年数を迎える前に、用地を確保して日量1200tの新たな清掃工場を建設する。
第5次改定で建て替え計画が盛り込まれて計画策定が始まる板橋(900t)は31年度に着工、多摩川(600t)は27年度から計画策定に着手し、32年度に着工する。
このほか、延命化工事の計画や不燃ごみ・粗大ごみ処理施設の整備計画も記載した。
