書籍 | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

書籍案内

『いま社会は建築に何を期待しているのか』 細田雅春著

 本書は、政治・経済、社会現象からみた建築のあり方をテーマに細田氏が2021年1月から23年11月まで本紙「建設論評」欄や「特別寄稿」に執筆した記事を加筆修正し、収録しました。
 都市や建築の物理的な問題と社会的問題との相関を見つめ続ける細田氏は、先が見えない時代だからこそ、都市や建築には社会の矛盾や不条理の解消に寄与することが求められているとして、「建築家や都市計画家は、変化に対して立ち向かい、社会について真摯に思考しなければならない宿命を負っている」と説き、AI・DX時代に向けた問題提起を随所に示しています。

3190円(税込)/ISBN-978-4-902611-96-0 四六判/368ページ
『実務者のための道路施設アセットマネジメントガイドライン』道路施設アセットマネジメントガイドライン策定WG編

 本書は、道路施設のアセットマネジメントについて、多くの自治体の取り組み事例も盛り込みながら建設時のデータや情報、その後の維持管理履歴や点検データなどから将来の劣化を予測し、次世代の負担となるライフサイクルコストを極力抑え、安全なインフラを利用者に提供するための方法などを解説しています。また、アセットマネジメントの国際規格(ISO55000 シリーズ)の要求事項に対応して、実施すべきことが整理されています。これからのメンテナンスの取り組みでは、地方自治体等のインフラ管理者と複数・異種の事業者が共通の基盤のもとでマネジメントしていくことが重要となり、その一助となる一冊です。

1650円(税込)/ISBN978-4-902611-95-3 A5判/132ページ
『建設人ハンドブック2024年版 建築・土木界の時事解説』

 本書は2004年版から好評を得ているシリーズの最新版です。2024年版は巻頭で「建設業のSX促す10の施策・動き」を特集しました。
 「アフターコロナ」に突入し、大転換期に直面する建設業界。2024年問題や建設コストの上昇、SX(サステナビリティトランスフォーメーション=持続可能な社会への変革)を促す業界の動きを解説しています。
 市場の動向や企業経営のトレンド、全国の建設プロジェクト、企業ランキング、トピックスなど最前線の情報を通じて、新人からベテランまで建設産業の「いま」が実感できます。

990円(税込)/ISBN978-4-902611-94-6 新書判/190ページ
『建築・BIMの教科書 改訂版(BIM BASIC I)』 一般社団法人BIM教育普及機構編著

本書は、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)を基礎から学び、その重要性を理解するためのガイドブックです。
カーボンニュートラルの実現に向け、さまざまな分野へ広がるBIMを活用して脱炭素化と業務効率化を目指す。そのためには「デジタルの社会基盤づくり」を加速させることが有効です。
BIM人材の育成の教材として、建物の事業計画から設計・施工、維持管理の関係者におすすめの一冊です。一般社団法人コンピュータ教育振興協会(ACSP)の『BIM利用技術者試験』の2級対策用公式テキストにもなっています。

3960円(税込)/ISBN978-4-902611-91-5 B5判/316ページ
『次世代建設産業戦略2035 ストック利活用による新たな発展を目指す』 五十嵐健著

巨大IT企業の誕生と情報変革時代の到来――。
日本企業はこの時代の波にどのようにして乗れば良いのか?
コロナ禍や不安定な国際情勢に翻弄され続ける中で、“5G周回遅れ”とも言われる建設産業が持つべき経営戦略を現在も活躍し続ける優良企業の強さを掘り下げながら考える。

2640円(税込)/ISBN978-4-902611-92-2 A5判/170ページ
『新経審Q&A 第10版』 一般社団法人全国建行協編著

 経営事項審査(経審)実務のプロである行政書士が69のQ&Aで制度と手続きを詳説。
 2023年1月の経審改正では、ワーク・ライフ・バランスに関する取組み、建設キャリアアップシステム(CCUS)の活用状況、エコアクション21認証への加点、加点対象となる建設機械の追加などが盛り込まれました。第10版ではこれらの改正内容はもちろん、総合評定値Pを導き出すまでシミュレーションや、提出書類、財務諸表などの記載例に加え、CCUSの登録や電子申請システム(JCIP)などの関連情報、評点アップのポイントや建設業経営のヒントなども随所に盛り込み、充実の内容となっています。
 経審申請の実務者だけでなく、建設業経営に関わるすべての方にお勧めです。

3300円(税込)/ISBN-978-4-902611-93-9 B5判/306ページ
『これから始める3Dモデリング 土木技術者のためのSketchUp 改訂版』

直感的な操作性により習得が容易と人気の高い3Dモデリングソフト「SketchUp」。
そんな同ソフトの基本的な使い方や機能の紹介をはじめ、土木材料やトンネル・橋脚といった構造物の3Dモデルを作成していきます。
作成手順は実際の画面と共に解説。表示は最新の2022年バージョンにも対応済みです。
これからSketchUpを始める、既に始めているを問わず、誰でも手に取れる内容となっています。

2970円(税込)/ISBN978-4-902611-90-8 B5判/218ページ
『続・建築家 善兵衛旅日記 学んで感じて考える三十話』 小倉善明著

好評の『建築家 善兵衛旅日記』の続編
日本建築家協会会長などを歴任した著者が、心の中の相棒「善兵衛」に筆を託し、旅先の出来事や趣味の世界などをユーモア溢れる筆致でつづる一冊。パレスサイドビルや新宿NSビルの設計秘話なども収録。
「小倉は、一本の線に目を凝らし、緊張感そのものの日常を積み上げ、全体から部分、その逆を数え切れぬほど反復し、緊張感を日常の友とし、作品に仕上げた。 そうした中で鍛え上げてきた観察眼に、複雑系としての自然美や世界の風景・風物と共に生きる人々を、敢えて隠居に徹し、軽妙洒脱に語る世界は、読むものの心を大いに遊弋させてくれる」(造園家・涌井史郎氏の推薦文より)

1980円(税込)/ISBN-978-4-902611-89-2 四六判/320ページ
『建設人ハンドブック2023年版 建築・土木界の時事解説』

 本書は2004年版から好評を得ているシリーズです。2023年版は巻頭で「時代を変える10の政策」を特集しました。
 時代の急変に建設産業界は、どう立ち向かえばよいのでしょうか。さらに「話題を追って」として、カーボンニュートラル・脱炭素の今とこれからを分かりやすく解説しています。
 市場の動向や企業経営のトレンド、全国の建設プロジェクト、企業ランキング、トピックスなど最前線の情報を通じて、新人からベテランまで建設産業の「いま」が実感できます。

990円(税込)/ISBN978-4-902611-88-5 新書判/198ページ
『建設人ハンドブック2022年版 建築・土木界の時事解説』

 本書は2004年版から好評を得ているシリーズです。2022年版は巻頭で「脱炭素社会実現と建設産業」を特集しました。
 「コロナ後」の経済回復へ向け、大規模で長期・計画的な投資戦略の大きな柱となっているのが、温室効果ガス削減=脱炭素へ向けた戦略分野の産業支援である「グリーン・デジタル」です。
 市場の動向や企業経営のトレンド、全国の建設プロジェクト、企業ランキング、トピックスなど最前線の情報を通じて、新人からベテランまで建設産業の「いま」が実感できます。

990円(税込)/ISBN978-4-902611-87-8 新書判/202ページ
【品切れ】