書籍案内
本書は2004年版から好評を得ているシリーズです。2022年版は巻頭で「脱炭素社会実現と建設産業」を特集しました。
「コロナ後」の経済回復へ向け、大規模で長期・計画的な投資戦略の大きな柱となっているのが、温室効果ガス削減=脱炭素へ向けた戦略分野の産業支援である「グリーン・デジタル」です。
市場の動向や企業経営のトレンド、全国の建設プロジェクト、企業ランキング、トピックスなど最前線の情報を通じて、新人からベテランまで建設産業の「いま」が実感できます。
本書は、全国仮設安全事業協同組合(ACCESS)創立20周年と日本建設職人社会振興連盟結成10周年および建設職人基本法制定を記念して制作されました。前半の「国を動かしたACCESS20年の歩み」は、組合創立以来、初となる年史や建設職人基本法のポイント解説、建設職人基本法制定に尽力された国会議員や組合の活動に貢献された関係者の寄稿文、20年の足跡を回顧する写真集などで構成。後半の「物語 建設職人基本法ができるまで」では、同法制定に至る経緯を小説仕立てにして、巧みな筆致で描いています。前半部は横書、後半部は縦書となっており、表裏どちらからでも読むことができるユニークな体裁も本書の特徴です。
本書は、政治・経済、社会現象からみた建築のあり方をテーマに細田氏が2017年9月から20年12月まで本紙に執筆した『建設論評』『特別寄稿』を加筆修正し、収録しました。
都市や建築の機能的配置や空間のデザインといった物理的な問題と、容易に解くことができない社会的問題との相関を見つめ続ける著者は、それらの隙間に潜んでいる問題こそ、われわれに問われている真の問題だということがコロナ禍によってあぶり出されたと述べ、新たな時代に向けた問題提起を随所に示しています。
本書は2004年版から好評を得ているシリーズです。2021年版は巻頭で「コロナ後の建設産業──10のポイント」を特集しました。コロナの衝撃に揺れ動く建設業界の来たるべき時代を見通す最新情報を掲載。
市場の動向や企業経営のトレンド、全国の建設プロジェクト、企業ランキング、トピックスなど最前線の情報を通じて、新人からベテランまで建設産業の「いま」が実感できます。
本書は、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)を基礎から学び、その重要性を理解するためのガイドブックです。
建設業界の第4次産業革命に対応してBIMの“M”もモデリングからマネジメントの“M”に変わります。BIMの可能性を知り、CADの延長ツールではなく建物の経営戦略ツールにすることで、維持管理や資産管理、エネルギーマネジメントに役立ちます。
建物の事業計画から設計・施工、維持管理の関係者におすすめの一冊です。
本書は04年版から好評を得ているシリーズの最新版です。20年版は巻頭で「始動する産業再生――10のポイント」を特集しました。品確法と建設業法・入契法を改正し、「新・担い手3法」が制定され、建設業のルールが大きく変わります。市場の動向や企業経営のトレンド、全国の建設プロジェクト、企業ランキング、トピックスなど最前線の情報を通じて、新人からベテランまで建設産業の「いま」が実感できます。
全国にある生産緑地の約80%が指定解除の要件を満たす2022年に、多くの生産緑地が一斉に宅地化されることによる影響が懸念される「生産緑地2022年問題」。2017年の生産緑地法改正など一連の法改正・税制改正、特定生産緑地制度の創設……。
本書は、これら最新の動向をはじめ、生産緑地の基礎知識や税制、特養への貸し地といった今できる活用方法など、3人の専門家が93のQ&Aでていねいに解説、実践的にアドバイスし、特定生産緑地をめぐり決断が迫られる都市農家の検討を手助けする構成となっています。なお第3刷では若干の加筆修正をしました。
都市農家はじめ、行政、不動産、金融機関、設計・施工関係者におすすめの一冊です。
日本建築家協会会長などを歴任した著者が、小倉善兵衛というもう一人の自分に筆を託し、旅や白馬村、釣りなどを題材に、ユーモア溢れる筆致でつづる31話。
「一分の隙もない建築を手がけ続けた小倉が、喜寿を超えて到達した達観の遊び心から、決して終わりを意識しない未来に向って開かれた人生のありかたを考えさせてくれる」という松葉一清武蔵野美術大学教授のことばが帯を飾ります。