千葉ニュータウン特定目的会社ら/桜台プロジェクト 東急で着工/6.8万㎡DC 29年7月に全体完成 | 建設通信新聞Digital

8月8日 金曜日

関東・甲信越

千葉ニュータウン特定目的会社ら/桜台プロジェクト 東急で着工/6.8万㎡DC 29年7月に全体完成

建設地では造成工事に着手した
 千葉ニュータウン特定目的会社(東京都中央区)とその関連会社など3者は、千葉県白井市で計画している総延べ約6万8000㎡のデータセンター「(仮称)桜台建設プロジェクト」の建設工事に、東急建設の施工で着手した。現在は開発行為(造成など)を進めており、2029年7月の全体完成を目指す。業務受託者には日本GLPが参画している。
 施設は、A-Cの3工区に分けて建設する。A工区には延べ2万1367㎡の施設を整備する。高さは33.5mで、建築面積は5543㎡。
 B工区に新築する建物の規模は延べ2万1350㎡。高さは33.5mで、建築面積は5528㎡。
 C工区には延べ2万4909㎡の施設を設ける。高さは31.8mで、建築面積は7277㎡。3工区とも施設の構造と階高はRC一部S造(地下免震)で、地上4階建て塔屋1層とする。設計も東急建設が担当した。
 建設地は、旧社会保険大学校(桜台1-1141-31)と旧社会保険診療報酬支払基金研修センター(桜台1-3)の跡地となる敷地3万5998㎡。解体工事は大洋(東京都中央区)が施工した。
 旧社会保険診療報酬支払基金研修センターの土地と建物は、22年9月に社会保険診療報酬支払基金(東京都港区)から取得した。
 その西側にある旧社会保険大学校の土地と建物は厚生労働省が所有していたが、関東財務局による入札を経て八千代ロジスティック特定目的会社(東京都港区)が取得した。その後、同社は千葉ニュータウン特定目的会社に名称を変更している。