東京都は２２日、渋谷ホームズと神南小学校の跡地で再開発を計画している「公園通り西地区市街地再開発組合」の設立を認可する。参加組合員として東急不動産、事業協力者として東急不動産と清水建設が参画している。特定業務代行者は清水建設と東急不動産。事業コンサルタントはタウンプランニングパートナー、共同住宅部分の基本設計を日建ハウジングシステム、実施設計を清水建設、施工を清水建設、小学校部分の基本設計を日建設計、実施設計をあい設計、施工を東急建設がそれぞれ担当する。２０２６年度の権利変換計画認可、２７年度の着工、２９年度の竣工を目指す。
　計画規模は、地下４階地上３３階建て延べ７万㎡で、高さは約１４０ｍ。住宅、事務所、店舗、サービス施設、多目的スペース、駐車場で構成する。地区内に延べ２万１８３０㎡の渋谷区立神南小学校を再整備する。１１６０㎡の広場も設ける。総事業費は約８８２億円。
　施行地区は東京都渋谷区宇田川町と神南１丁目の約１.４ha。