武蔵小金井駅北口駅前東再開発/25年内にも解体着手/旧西友小金井店など | 建設通信新聞Digital

8月6日 水曜日

関東・甲信越

武蔵小金井駅北口駅前東再開発/25年内にも解体着手/旧西友小金井店など

年内にも解体が始まる旧西友小金井店
 武蔵小金井駅北口駅前東地区市街地再開発組合は、同地区の既存建物解体に2025年内にも着手する。旧西友小金井店とその東側の建物から先行して実施し、その他の建物も段階的に解体を進める。具体的な着工時期や施工者は明らかにしていない。
 旧西友小金井店の建物は、JR武蔵小金井駅北口から至近の小金井市本町5-12-4に所在する。1965年12月に開店し、2017年7月に閉店した。路地を挟んで東側にある建物とともに、先行して解体する。
 解体工事に先立ち、近隣住民を対象にした解体工事説明会が実施される見通しだ。
 同地区再開発は、今年6月に組合の設立が認可された。26年度の権利変換計画認可と工事着手、29年度の竣工を目指す。総事業費は約414億円。参加組合員・事業協力者は住友不動産で、事業コンサルタントと基本設計はINA新建築研究所が担当している。特定業務代行者は、事業提案方式で現在選定中だ。
 施設規模は、北街区が4階建て延べ約3400㎡(高さ約21m)、南街区が地下1階地上35階建て延べ約4万8200㎡(高さ約125m)。住宅、店舗、駐車場、駐輪場などで構成する。