書籍案内
全国にある生産緑地の約80%が指定解除の要件を満たす2022年に、多くの生産緑地が一斉に宅地化されることによる影響が懸念される「生産緑地2022年問題」。2017年の生産緑地法改正など一連の法改正・税制改正、特定生産緑地制度の創設……。
本書は、これら最新の動向をはじめ、生産緑地の基礎知識や税制、特養への貸し地といった今できる活用方法など、3人の専門家が93のQ&Aでていねいに解説、実践的にアドバイスし、特定生産緑地をめぐり決断が迫られる都市農家の検討を手助けする構成となっています。なお第3刷では若干の加筆修正をしました。
都市農家はじめ、行政、不動産、金融機関、設計・施工関係者におすすめの一冊です。
日本建築家協会会長などを歴任した著者が、小倉善兵衛というもう一人の自分に筆を託し、旅や白馬村、釣りなどを題材に、ユーモア溢れる筆致でつづる31話。
「一分の隙もない建築を手がけ続けた小倉が、喜寿を超えて到達した達観の遊び心から、決して終わりを意識しない未来に向って開かれた人生のありかたを考えさせてくれる」という松葉一清武蔵野美術大学教授のことばが帯を飾ります。
経営業務の管理責任者の許可要件が緩和されました。登録基幹技能者が主任技術者として位置付けられる一方、新たな国家資格として電気通信工事施工管理技士がスタートしました。本書は、これらの内容はもちろん、2018年度からの新たな建設業許可制度に対応しています。建設業許可申請のプロである行政書士が、78のQ(設問)を通して申請のポイントや申請書類記入方法などについて分かりやすく説明しています。建設業の生き残り戦略のヒントも盛り込んでいるので、許可申請の実務者だけでなく、建設業経営にかかわるすべての人に役立つ1冊です。
本書は04年版から好評を得ているシリーズの最新版です。19年版は巻頭で「働き方改革へ踏み出す」を特集しました。労働力不足に対処するには、生産性向上と働き方改革が不可欠です。罰則付き残業規制も予定されています。建設産業の将来像を描く好機です。
市場の動向や企業経営のトレンド、全国の建設プロジェクト、企業ランキング、トピックスなど最前線の情報を通じて、新人からベテランまで建設産業の「いま」が実感できます。
電子小黒板は、工事写真台帳への自動仕分け機能もあり、「早く、簡単に、目に見える効果をすぐに出せる」ツールとして大きな注目を集めています。本書では、電子小黒板の導入から活用方法までを、ルクレ社の「蔵衛門工事黒板」を使い解説しています。『蔵衛門工事黒板』の限定ライセンスも収録されているので、どなたでもアプリを体験することができます。
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本書は、政治・経済問題、社会現象からみた建築のあり方をテーマにして、細田氏が2014年5月から17年9月まで本紙に執筆した『建設論評』『特別寄稿』を加筆修正し、収録しました。「建築をつくりながら社会を論評する。それ故の疑問、フラストレーション、希望……。細田雅春の持続するエネルギーがここにある」という伊東豊雄氏のことばが表紙を飾っています。
BIM、CIMの活用範囲は無限です。図面やCG(コンピューター・グラフィックス)作成のほか、VR(仮想現実)技術で見せる3次元動画の作成、部材間の干渉チェック、構造解析による部材変形の評価、施工時の作業員や建機の動きの予測、施設供用時のエネルギー収支など、さまざまな場面で役立ちます。本書は、それを可能にするソフトとデータ連携に関する最新技術を満載しています。i-Construction時代に不可欠なノウハウが学べます。
シリーズ販売累計22万部突破。17年版では、生産性革命に立ち向かう行政と建設産業の姿、人材の育成・確保に取り組む各界の動き、全国の建設プロジェクトなどを紹介しています。ほかにも建設業に関連した市場動向、企業ランキング、トピックスなど最前線の情報を分かりやすく解説しています。













