書籍案内
建築ジャーナリストの著者が、阿部仁史、遠藤秀平、ジャン・ヌーヴェル、高橋てい一、手塚貴晴+手塚由比、トッド・ウィリアムズ+ビリー・ツィーン、西沢大良、藤本壮介、山本理顕――の内外注目の建築家にインタビューしています。
「偶然は必然。ふとした出来事との出会いから建築家になり、思いもよらぬ建築をつくることになる……」(伊東豊雄氏、本書の帯から)。建築家をめざした理由、歩んできた道など、著者ならではの視点で深く掘り下げ、建築家の素顔が垣間見える1冊です。作品も多数掲載しています。
バブル経済崩壊から15年以上がたち、わが国の経済は成長型から成熟型へと転換しつつあります。金利水準は低く、土地の大幅な値上がりも期待できません。平均寿命は80年を超えました。著者・五十嵐健氏(早稲田大学客員教授)は本書をとおして、このような時代に「30年しか持たない家」を建てることが極めて「不経済」であり、しかも「地球環境を壊している」ということを分かりやすく説き、これからの家づくりのあるべき姿を指し示します。
付録にあなたの家の「200年住宅度」が分かるチェックリスト。
公共工事品質確保促進法、改正建築基準法、改正建築士法の施行、さらにコンプライアンス(法令順守)の徹底、CSR(企業の社会的責任)、環境問題など建設産業を取り巻く環境は大きく変化しています。また、人材の確保・育成、技術・技能の継承など多くの課題も抱えています。建設産業の未来をひも解く100のキーワードを、最新情報と最新データをもとに分かりやすく解説しました。構成は、①内部統治、コンプライアンス②転換期の入札・契約制度③構造設計業務はこう変わる④待ったなしの環境問題⑤建設行政の潮流⑥建設産業界の最新動向⑦どう立て直すか経営戦略⑧新たなニーズへの対応⑨業界なんでもランキング⑩建設人の常識――の10章となっています。よく使われる用語の解説や各種ランキングも充実しました。研修テキストや会議の資料、資格受験の参考図書としてもご活用ください。
「日本の観客はスクリーンに映る川の景色を愛し、その川を眺めながらさまざまなイマジネーションを抱くことを好む」(山田洋次・映画監督、本書の序から)の言葉どおり、日本人は昔から川とともに生き、川にさまざまな思いを抱いている。
本書は「川と交流してきたひとびととの会話を聞きとってみたかった」という思いから、「東北をんな川会議」代表幹事の水戸部浩子が、全国の一級河川を現地取材。川から恵みをもらい、川と闘い、時にはその流れを変え、川とつきあってきた歴史やドラマを描いています。
河川の概要や周辺施設のデータも掲載、川をめぐる旅のガイドブックとしても最適です。
独禁法、ダンピング、耐震偽装……。激動の設産業界に次々と新しい波が押し寄せています。その動向を読み取るための100のキーワードを、最新データと最新情報をもとに、分かりやすく解説しました。 構成は、(1)新たな公共競争時代(2)変化に対応、新たな法制(3)建設産業行政の新ベクトル(4)業界なんでもランキング(5)建設産業界の最新動向(6)建設技術の最前線(7)建設産業の資格(8)建設市場、新たな需要(9)建設業の基礎データ(10)建設人の常識――の10章となっています。
よく使われる用語の説明、資格制度や各種ランキングも充実しました。研修のテキストや会議の資料、資格試験の参考書としてもご活用ください。
「美(うま)し」という言葉には単なる美しさだけでなく、心と物質的な豊かさを兼ね備えた意味があります。2005年6月に景観法が全面施行され、国を挙げて「美し国」をめざす機運が高まっています。いまこそ自然、歴史文化、産業経済、人々の生き方を踏まえた地域らしさが求められます。
本書では、まちづくりや景観について、先進的な取り組みを進める全国50の地方自治体の首長が「私の美し国づくり」を発信するとともに、20人の専門家が今後の国づくりの在り方を提言しています。景観法の全国的な施行状況も掲載しています。