青森県の一部事務組合下北医療センターむつ総合病院は、同病院再建事業基本設計業務の公募型プロポーザルを実施した結果、参加表明した2者の中から佐藤総合計画を最優秀提案者に特定した。次点は内藤建築事務所だった。履行期限は2027年2月26日。整備手法はDB(設計施工一括)方式かECI(施工予定技術者事前協議)方式、従来方式の中から決める。30年度の開院を目指す。
同病院の一般病棟は、老朽化に加え、青森県東方沖地震で被害を受けたため、早期の整備が必要な状況にある。
規模は、増築棟が免震構造で延べ約1万9200㎡を想定する。ベッド数は250床で全室個室とする。ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)Orientedの認証取得を目指す。既存の東・西診療棟の地下1階から地上2階の一部、接続部、既存不適格部分の既存遡及改修なども行う。
このほか、SRC造地下2階地上8階建て塔屋1層延べ1万2027㎡の既存病棟などの解体設計を含む。予算上限額は1億4588万2000円(税込み、以下同)。概算事業費は221億-276億円、総事業費は298億-364億円と試算している。
審査委員会の講評によると、佐藤総合計画は、病院側が求める要望の的確な理解と、業務全体の理解度が高く評価された。前倒し設計工程による発注準備の円滑化や工事費・ランニングコスト縮減(建物形状最適化、断熱強化、換気制御、照明対策)、プラン効率化による床面積の縮小、それに伴うプラスアルファの提案などが選定に結びついた。
建設地は、むつ市金谷1丁目、小川1丁目の敷地約4.8ha。
