現ビル継続案を示す/駅前広場の基本計画検討/小牧市 | 建設通信新聞Digital

1月8日 木曜日

中部・北陸

現ビル継続案を示す/駅前広場の基本計画検討/小牧市

 愛知県小牧市が設置する小牧駅前広場等整備基本計画に関する有識者会議は2025年12月25日、市役所で第2回会合を開いた。市が新たに示した同計画の配置検討案について議論した。
 地下駅である名鉄小牧線小牧駅の駅前広場などの敷地約2haを対象に再整備を計画している。対象地は市の中心市街地にあり、にぎわい創出やピーチライナー撤去跡地の活用が求められている。東西の駅前広場や都市公園のほか、将来的に施設更新の必要がある名鉄小牧駅前ビルも対象とする方針で、名古屋鉄道と連携して計画を検討している。
 第1回の会合では、駅前広場を東西に分断している名鉄小牧駅前ビルを民間ホテル用地に位置付けた南東側敷地に再配置する検討案を示した。同社に対しホテル用地での会食に対応した多目的ホール機能の確保を要請したが合意には至らず、ホール機能は断念した。ホテル事業を行う民間事業者がない場合は、多目的ホールのみでの整備を想定している。
 今回の会合では同ビルが継続される場合の検討案を新たに示した。駅ビルのホールなどの既存機能を確保しつつ、東西のロータリーや公園を再整備する。東側は現在の駅東公園とロータリーの位置を入れ替え、Park-PFI(公募設置管理制度)を採用して飲食店などを設置する。
 現状を踏まえ、基本計画には現駅前ビル継続案を盛り込む。関係機関と協議を行い、同会議で計画案に対する意見を聞く。パブリックコメントなどを経て、5月ごろにまとめる予定だ。策定後は計画に基づき、駅東バスロータリーの設計や市道小牧駅西線の一方通行化に向けた詳細検討に着手する。