人型ロボが警備/車両を自動誘導/フォルモントホールディングス | 建設通信新聞Digital

1月8日 木曜日

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人型ロボが警備/車両を自動誘導/フォルモントホールディングス

 VOLLMONTホールディングス(フォルモントHD、東京都青梅市、望月武治代表取締役)は、人型ロボットによる交通誘導システムを開発した。ロボットは、独自開発の自動誘導システムと連携しており、人間の操作を介さなくても車両を的確に誘導できる。2026年3月開催予定の「SECURITY SHOW2026」で初披露する。
 同社は、現場の交通状況を分析して誘導計画を立てるAI(人工知能)カメラシステム、デジタルサイネージを積んだ専用車などを使って、片側交互通行誘導を自動化・省人化するシステム開発を進めている。24年12月には、専用車両を現場に5分ほど置けば信号間隔や交通状況、道幅などの解析が終わり、誘導を始められる「Comune+model-S(コミューンプラス・モデルエス)2.0」を発表していた。
 今回の発表では、このシステムを「Comune+model-S2.0アドバンス」にバージョンアップし、人型ロボットと連携した。担当者によると、従来のデジタルサイネージを使った誘導に比べて、ドライバーがより直感的に誘導内容を認知できるという。人型ロボットは自立歩行し、「進め」「止まれ」と音声案内しながら誘導棒を振る。
 今後の研究開発を巡っては、26年度に「VOLLMONT AI誘導テクノロジーズ」をグループ会社として新設する。交通量が多く、複雑な交通整理が求められる首都圏でのサービス展開を目標に、開発スピードを加速させる狙い。