2025年の末から26年の年始めまで、インド・コルカタを旅してきた。初めて訪れたのが22歳の頃。今回で11度目となった◆20年も経過すればさまざまなものが変わる。地下鉄は延伸し、物販の主流は個人商店・露店からスーパーマーケットに。多くの人々がスマートフォンを手に動画視聴や通話を楽しんでいる◆アジア最古の路面電車「コルカタトラム」は、かろうじて1路線だけ営業していた。自動車通行の妨げになると廃止が決まっているが、保存を求める声も多く、廃止延期が繰り返されている◆コルカタにはほかにも英国統治時代からの立派な建築物が林立する。決して特別視していない。使えるから使う。市民の生活の中にそれは溶け込んでいる。変わるものもあれば残るものもある。そんな街であり続けてほしい。
