建設技能人材機構(JAC、三野輪賢二理事長)は、建設分野で働く特定技能1号外国人などを対象に無料で提供しているオンラインの安全衛生特別教育を拡充する。4月から新たに3科目を追加するほか、受講できる言語を3言語増やし8言語に対応する。4―6月開講分の受付を17日から始める。
追加する科目は、▽粉じん作業特別教育▽チェーンソー以外の振動工具取り扱い安全衛生教育▽木造建築物解体工事の指揮者等安全教育--の3科目。既存7科目のうち4科目は、タガログ語、ミャンマー語、タイ語の3言語でも受講できるようになる。
労働安全衛生法に基づく安全衛生教育が母国語で受けられるオンライン特別教育は、2024年7月に提供を始めた。「フルハーネス型安全帯使用作業」「足場の組み立て等業務」「自由研削砥石」「丸のこ取り扱い従事者教育」「新規入職者安全衛生教育」「有機溶剤取り扱い従事者教育」「酸素欠乏・硫化水素危険作業」の7科目を英語、インドネシア語、ベトナム語、中国語、カンボジア語の5言語で提供しており、受講者には履修を証明する修了証を発行する。
特定技能1号外国人のほか、受け入れ企業の技能実習生も対象としており、これまでに約3000人が受講した。母国語で受講できるためニーズも高く、一層の受講機会を確保する観点から拡充を決めた。
新規追加の3言語で受講できる科目も順次増やしていく方針だ。
