理化学研究所は2月27日、「『富岳NEXT』のための新建屋設計・施工・維持管理事業」の公募型プロポーザルを公告した。募集要項の説明会は9日に開く予定で、申し込みは5日までメールで受け付ける。第1回競争的対話の申し込みは17日まで受け付け、23日に実施する。参加申請は5月1日から同月13日まで経理・調達本部調達部神戸調達課に持参か郵送で受け付け、10月9日に優先交渉権者を決める。
参加資格は単体かグループ。各企業には、過去15年間に合計計画電力20メガワット以上または延べ5000㎡以上のデータセンター建屋を設計・施工・工事監理・維持管理した実績を求める。このほか、設計と工事監理担当企業は「設計・コンサルティング業務」の認定を受けていること、施工担当企業の客観点数は「建築工事」が1190点以上、「電気設備工事」と「機械設備工事」が950点以上。維持管理担当企業は「役務の提供等」でAまたはB、C等級の認定を受けていること。
事業では、スーパーコンピューター「富岳」の次世代機「富岳NEXT」のための建屋をDBO(設計・建設・運営)方式で整備する。事業内容は、基本計画と基本設計、実施設計を含む設計、造成、外構、建築、設備工事を含む施工、工事監理、維持管理。規模は6500㎡を想定している。提案上限金額は、施設整備費が173億5775万2000円(税込み)、年間の維持管理費が6億5522万5000円(同)。
事業期間は、整備期間が2029年12月まで、維持管理期間が36年3月まで。建設地は神戸市中央区港島南町7-1-1の敷地1万0153㎡。用途地域は準工業地域。建ぺい率は60%、容積率は200%。
富岳NEXTは、スーパーコンピューター「富岳」の後継機となる次世代計算基盤。30年の運転開始を目指しており、理研神戸地区に計算科学・計算機科学の研究開発拠点を形成する。アドバイザリー業務はデロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリーが担当した。
