厳しい寒波の中で行われた第51回衆院選で与党・自民党が大勝を遂げた翌日、選挙後恒例の“儀式”が全国各地で繰り広げられた。「一票の格差」を違憲として選挙無効を求める弁護士グループによる提訴だ◆民主主義の原理原則として、その主張も理解できなくはないが、肝心の当事者たる国民から不満や批判の声はあまり聞こえてこない◆現状ですら首都圏と地方で代議士数に大きな開きがある中、東京の“一人勝ち”が今後も加速し、それに基づく定数に落とし込むとすれば地方の声は埋没していく一方だ◆昨今の国際紛争などで領土に対する国民の意識が高まっている中、法曹界には国民感覚に寄り添った活動を、また大勝した与党には貴重な国土の恒久的保全のためにも地方の声を守ることができる法律の改正を求めたい。
