KDDI、アカサカテック(横浜市、加瀬太郎社長)、建設ヘルステック協会(東京都千代田区、吉光成寛理事長)の3者は15日、建設現場に特化したオンライン診療サービス「建設ヘルステックPowered by KDDI」を7月23日から提供を開始すると発表した。KDDIの「次世代リモート接客プラットフォーム」をカスタマイズし、現場事務所でのオンライン診療や処方薬の受け取りなどができるようになる。特に、山間部など市街地から離れた現場や災害対応の現場従事者の医療アクセシビリティーを高め、身体的負担の大きい現場の労働環境改善や健康管理の効率化に貢献する。
タブレット端末でのサービス提供により、現場事務所からオンラインで医師の診療や薬剤師による服薬指導などが可能となる。郵送での処方薬の受け取りも選択でき、現場事務所での受け取りも対応する。建設ヘルステック協会が提供する健康経営サポートや企業健康度診断、産業医契約も遠隔で対応可能だ。今後は字幕表示による多言語対応、AI(人工知能)によるガイド機能の提供、労災診療対応なども予定している。
各社の役割は、KDDIが次世代リモート接客プラットフォームを活用したオンライン診療システムを提供する。アカサカテックは衛星通信サービス「Starlink Business(スターリンク・ビジネス)」の提供と、同社のGPS(全地球測位システム)/GNSS(衛星測位システム)の販売ネットワークを生かしたサービス販売を担う。建設ヘルステック協会は、建設業界とのコネクションを生かしたサービス販売、医療機関「LSクリニック東京」(千代田区)と連携した健康経営サポートや企業健康度診断、産業医契約のサービスを提供する。
KDDIは、同サービスで得られる知見を生かし、船舶業など遠隔地や泊まり込みの作業が多い他業態向けのサービス展開も検討する。
幕張メッセで17-20日に開催する第8回国際建設・測量展(CSPI2026)のアカサカテックブースで同サービスを展示する予定だ。
