東京都江東区豊洲にある「KR豊洲ビル」の土地約6700㎡の信託受益権を、みずほフィナンシャルグループのエムエル・エステートが2月に取得したことが分かった。豊洲エリアは、2030年代半ばの開業を予定している、地下鉄8号線(有楽町線)の延伸も控えており、今後の動向が注目される。
所在地は、豊洲5-4-9。土地は、みずほ信託銀行が所有している。用途地域は準工業地域で、建ぺい率は60%、容積率が300%。
江東区は、「豊洲五丁目地区地区計画」で土地利用の方針を示している。住宅・商業・業務機能が調和した、にぎわいとうるおいのある複合市街地の形成を図る。また、東京都が指定する臨海景観基本軸や水辺景観形成特別地区、区が指定する臨海景観基本軸に位置することに留意し、良好な都市景観の形成も目指すとしている。