26年1月下旬に入札公告/新美化センター整備DBO/姫路市 | 建設通信新聞Digital

11月2日 日曜日

関西

26年1月下旬に入札公告/新美化センター整備DBO/姫路市

 兵庫県姫路市は、DBO(設計・施工・運営)方式を採用する新美化センター整備事業の総合評価一般競争入札を2026年1月下旬に公告する。参加申請は4月下旬まで受け付け、9月中旬に落札者を決定する。
 参加資格は、設計や建設など複数企業で構成するグループか単体。グループの場合は設計か建設企業を代表企業とする。プラント施工企業は経審の総合評定値が清掃施設工事1200点以上。建築物の建設企業は建築一式工事1200点以上、市内企業の場合は同1040点以上を求める。設計、建設企業には、2000年度以降にDBOかPFI事業で、日量100t以上のボイラ・タービン式発電設備を備えたストーカ式施設を設計施工した実績も求める。
 事業では、新センターを同市東郷町1451―3にある市川美化センターの後継施設として移転建て替えする。施設規模は日量196t、処理方法はストーカ式で焼却炉は2炉構成としている。
 施設配置については、敷地北側に処理施設、南側に災害廃棄物ヤードを設ける。災害対策のため、0.5m程度地盤をかさ上げし、各棟を別棟とするほか、太陽光発電設備などを活用し、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)Orientedの取得も目指す。26年度中に設計に着手し、27年度末の着工、32年3月の供用開始を目指す。事業期間は52年3月までを予定している。発注支援業務は、八千代エンジニヤリングが担当している。
 建設地は、旧南部美化センター跡地(飾磨区今在家1351―27)で、敷地面積は3万6877㎡。