設計は久米JV/麹町三番町マンション建て替え | 建設通信新聞Digital

11月8日 土曜日

関東・甲信越

設計は久米JV/麹町三番町マンション建て替え

29年2月の着工を目指す
 麹町三番町マンション管理組合は、東京都千代田区にある麹町三番町マンションの建て替えを計画している。設計は久米設計・アーキフォルムJVが担当している。2029年2月の着工、34年9月までの完成を目指す。
 事業の名称は「(仮称)麹町三番町マンション建替計画」。
 建物の規模は、地下2階地上17階建て延べ3万3917㎡。高さは59m。
 計画地は、東京メトロ半蔵門線半蔵門駅から徒歩5分ほどに位置する、三番町9-1の敷地4057㎡。1938㎡を建築面積に充てる。用途地域は第一種住居地域と第二種住居地域。建ぺい率が60%と80%、容積率が400%と500%。
 千代田区は、「三番町地区地区計画」で、住宅、業務施設、商業施設、教育施設などが共存した複合市街地の形成を図る、という土地利用の方針を示している。
 21年に区が改定した都市計画マスタープランでは、江戸時代から続く屋敷町としての番町の落ち着いたたたずまいを生かし、住宅を中心として各施設が調和・共存したまちをつくるとともに、空間的ゆとりがあり、緑に包まれた心安らぐ住環境や、美しい街並みを誘導・創出するとした。