今の賃貸住宅に引っ越して2年がたった。生活するうちに持ち物が増え、部屋を圧迫し始めたため、壁掛けの飾り棚を導入した。想像以上に使い勝手が良く、見た目も気に入った。今ではさらに棚を増やし、壁を眺めるのを楽しんでいる◆壁は空間を区切るだけの存在ではなく、使い方次第で新しい魅せ方が生まれるのだと実感した◆工事現場に設置される仮囲いは第三者の侵入や騒音、粉じんの拡散などを防ぎ、安全を確保しているほか、工事案内の表示やアートを展示するキャンバスに活用している現場もある。そこでは壁が単なる遮断物ではなく、視線を向けたくなるコンテンツとして機能している◆住居でもまちなかでも、壁は役割が固定されたものではなく、アイデア次第で拡張できる。仮囲いの新たな可能性に注目したい。
