東京都町田市は、中心市街地のまちづくりを加速させる。2026年度当初予算案で「中心市街地まちづくり推進事業」に1億1233万円を計上した。26年度はA-C地区を対象に、ペデストリアンデッキ、新バスセンター、道路などの交通基盤整備に向け、「(仮称)町田駅周辺交通基盤・公共空間整備方針」の策定を目指す。また、再開発に向けた協議が進むJR町田駅南地区では、27年度の都市計画決定を目指し、JR東日本と共同で測量や基本計画の作成を行う。
24年6月に策定した「町田駅周辺開発推進計画」では、駅周辺をA-D地区の4地区に区分している。町田モディや東急WESTなどが位置するA地区では、23年度に「まちづくり勉強会」を発足、24年度に検討会に移行している。多摩都市モノレール延伸に合わせて、30年ごろの都市計画決定、40年ごろの完成を目指す。導入機能として、新バスセンターやモノレールの新駅などを想定している。
小田急町田駅北口周辺のB地区でも、小田急が事業主体となり地権者と開発に向けた検討を進めている。市も歩行者動線の接続検討を進めており、30年までの都市計画決定を目指す。まちのにぎわい創出による「駅前の顔」を目指し、オフィス、シネマコンプレックスの導入を想定する。
西友町田店や町田パリオ周辺のC地区では23年に「まちづくり勉強会」が発足した。地区内建物の老朽化対策や共同開発に向けた検討の必要性を確認している。30年までの都市計画決定を目指している。導入機能として、町田の文化や学びを発信する「交流拠点」を目指し、演劇やミュージカルなどを鑑賞できるライブホールなどを想定する。
JR町田駅南地区では、23年度からJR東日本などの地権者と再開発協議を進めており、25年度にJR東日本と市は協定を締結。26年度は協定に基づき、共同で測量や基本計画の作成などを進める。同年度当初予算案に「JR町田駅南地区まちづくり検討委託料」として5520万円を計上している。27年度末までの都市計画決定、28年度以降の事業認可を目指す。
