新庁舎建設費は885億/26年度早期に基本計画/熊本市 | 建設通信新聞Digital

1月23日 金曜日

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新庁舎建設費は885億/26年度早期に基本計画/熊本市

 熊本市は22日、市議会の特別委員会で新庁舎整備に伴う概算工事費が885億円になるとの試算結果を報告した。近年の建築費の高騰や庁舎の必要床面積の増加に伴い、2024年度の基本構想策定時の約420億円から大幅な増額となる。土地取得費や現庁舎解体費などを含めると1000億円を超える見通しだ。
 建て替えの対象施設は本庁舎と議会棟、中央区役所、民間ビルで賃借しているフロアとし、新庁舎の必要延べ床面積を計7万5000㎡、平米単価を118万円として試算した。合併推進債の交付税措置を考慮した実質負担額は約460億円を見込む。基本計画策定後の基本設計段階で工事費の抑制を図る方針だ。
 計画では、庁舎本館・議会棟を中央区桜町のNTT西日本桜町ビル敷地、中央区役所を同区花畑町の花畑町別館跡地で建て替える。コンセプトは森の都。本庁舎は9階建てとし、1、2階は交流・共創機能、3-6階は執務機能、7階以上は議会機能を設ける。中央区役所は1階に交流・共創機能、2階以上に窓口を含む執務機能を配置する。駐車場は、本庁舎80台、中央区役所75台を地下に整備し、周辺駐車場を含め340台を確保する。
 インクルーシブデザインやスケルトンインフィルの導入に加え、環境配慮技術の活用によるZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)Ready以上の実現を目指す。26年度早期の基本計画策定を予定している。基本計画と設計業務は日建設計・太宏設計事務所JVが担当している。