練馬区/美術館・貫井図書館リニューアル/事業費は最大160億 | 建設通信新聞Digital

1月26日 月曜日

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練馬区/美術館・貫井図書館リニューアル/事業費は最大160億

完成イメージ
 東京都練馬区は、区立美術館・貫井図書館のリニューアル事業について、実施設計をまとめた。 市場の動向調査や資材価格などの動向把握、機運醸成などに取り組む方針だ。 実施設計段階では、整備費として150億-160億円程度を見込んでいる。当初想定していた約76億円からほぼ倍増となり、 24年11月時点の109億円からも増えた。
 26年度当初予算案には、市場調査など支援委託料を計上。22日の記者会見で、前川燿男区長は「とにかく1年様子を見るが、できるだけ早くつくりたい意思に変わりはない」とコメントした。
 25年度にコンストラクション・マネジメント(CM)業務の一環として実施したサウンディング(対話)型市場調査では、建築、空調衛生、電気の各業種の業者から意見を聞いた。美術館・図書館などの用途は難易度が高く、利益率が低いと評価され、受注が期待できないとともに、区が想定する工期では労務の確保が難しいと判明。想定していた26年度の本体工事着手は見送った。CM業務は明豊ファシリティワークスが担当した。
 想定される建物の規模は、RC一部S造地下1階地上4階建て延べ9076㎡を想定。高さは約20mで、杭基礎を採用する。
 設計は平田晃久建築設計事務所が担当した。 既存建物の解体工事を25年度から実施する予定だったが、 延期した。
 所在地は、貫井1-36の敷地約4090㎡。約3270㎡を建築面積に充てる。隣接する美術の森緑地の改修も実施する。
 中村橋駅周辺では、25年に策定した「美術のまち構想」に基づき、誰もがアートを感じられるまちを目指した整備を推進する。