家具のオンラインストアで「スペパ」という言葉を目にした。さまざまなショップで特集が組まれるほど注目されているという◆「スペースパフォーマンス」を略した言葉で、日本語に訳すと「空間対効果」となる。限られた空間を効率的・効果的に活用し、空間当たりの価値を高める考え方だ。タイパやコスパに続く価値観として広がっている◆物価高騰が続く中、住宅やオフィスでも面積そのものより、空間の使い方を重視する傾向が強まりつつある。計画や設計段階で規模縮減によるコストカットを図る事例も増えており、施設計画の最適化が一層求められる◆限られた敷地や予算の中で施設機能、規模、配置をどう組み合わせるかは、建設業が日々向き合っているテーマだ。空間の価値を高める工夫がこれからの時代にも欠かせない。
