国土交通省は9日、入札契約の取り組みに遅れが見られる地方自治体に実施した「入札契約適正化キャラバン」の結果を公表した。週休2日工事を実施していない市区町村など116団体に導入を働き掛けた結果、2026年度までに全団体で実施する見通しとなった。
キャラバンは25年9月から26年2月に実施。週休2日工事の実施を重点テーマとし、未実施の市区町村を中心に各地方整備局などの職員が直接訪問して課題のヒアリングや助言を実施した。
対象の団体は北海道が13団体、東北が9団体、関東が29団体、北陸が2団体、中部が5団体、近畿が16団体、中国が10団体、四国が7団体、九州が15団体。
キャラバンの結果、対象の全団体で25、26年度中に週休2日工事を実施する見通しとなった。このうち、週休2日工事を新たに導入するのは78団体、対象工事を拡大するのは38団体となる。
岐阜県八百津町の事例では、中部地方整備局と岐阜県が25年9月に合同で訪問し、週休2日工事の課題を聞き取り、積算方法などを助言。10月にフォローアップを実施し、導入の取り組み状況を確認した。その後、11月に週休2日工事の実施要領を策定し、12月には週休2日を適用した河川改良工事を発注者指定型で発注した。
25年度の入契調査によると、週休2日工事を実施していない市区町村は25年6月時点で全体の22.8%に当たる393団体だった。キャラバンでの働き掛けにより、市区町村の入札契約の改善が進展した。
