自転車を取り巻く環境が大きく変わる。4月1日から自転車にも交通反則通告制度、いわゆる「青切符」が適用される◆2024年に発生した自転車乗用中の死亡・重傷事故のうち、約4分の3には自転車側にも法令違反があったという。違反者に反則金を課す青切符の導入により、実効性のある責任追及を可能とし、交通ルールの順守徹底を図るのが狙いだ◆信号無視やながらスマホ、飲酒運転などは論じるまでもないが、違反対象には右側通行も含まれ、既存の道路の走行環境を巡って異論も少なくない◆近年、街中では自転車専用レーンを見かけるようになってきたが、全体からするとごくわずか。土地や予算的な制約からも完備は現実的ではない。防災もしかりだが、安全・安心の確保にはハード・ソフトの合わせ技が欠かせない。
