我が国の枕詞として「少子化」が定着して久しいが、最近、筆者の母校の小学校が児童数1000人以上のマンモス校となっていることを知った◆校舎は増築を繰り返しているが、体育館は手狭で学習発表会は学級ごとに開いているという。入学式も2回に分けたと聞き、驚いてしまった◆急増の要因は、学校周辺で行われている大規模な土地区画整理事業だ。学区内には大型スーパーやドラッグストア、飲食店、市民向けのサッカー場もオープンし、子育て世帯が住みやすい環境となっている◆まさに土地区画整理事業の成功例と言えるが、宅地造成には限りがあり、いずれは居住者の高齢化の問題が浮上する。居住者の増加は喜ばしい話題だが、改めてこれからの30、40年先を見据えたまちづくりを考えていかなければならない。
