四国地方整備局港湾空港部が2024年度にプロポーザル方式で委託した建設コンサルタント業務は、件数が前年度と同じ22件、契約金額は11.5%増の4億9263万円(税別、以下同)となった。一方、一般競争入札で発注した工事は4.4%増の47件、金額は12.6%増の107億1006万円で大きく伸ばした。金額ベースで見ると、業務(プロポーザル)はニュージェック、工事は東洋建設がトップとなった。同部が公表している月別入札結果などを基に日刊建設通信新聞社が集計した。
業務のうち、プロポーザルの受注金額(JVを除く)は、ニュージェックの5845万円を筆頭に、エコーの5527万円、みなと総合研究財団の4723万円と続く。プロポーザルで委託した22件は全て簡易公募型だった。
1業務当たりの受注最高額は、港湾空港総合技術センターと契約した「監理業務の実施体制の強化に関する試行検討業務」の3700万円だった。JV受注は、沿岸技術研究センター・パシフィックコンサルタンツJVに委託した「高知港海岸技術検討業務」の3360円となっている。
一方、工事の受注金額を見ると、前年度4位だった東洋建設が18億6340万円で1位に立った。2位は五洋建設の11億1014万円、3位に東亜建設工業が10億5471万円で入っている。地元企業では、5位に新創(高知市)、6位に協和道路(松山市)、7位に福留開発(高知市)、8位にタチバナ工業(高松市)がランクインした。
発注した工事47件は、全て総合評価方式の一般競争入札となる。内訳は、施工能力評価型(I型)が16件で最も多かった。同(II型)が12件で続く。前年度4件にとどまっていた施工能力評価型(I型・チャレンジ型)は11件に大幅拡大した。技術提案評価型(S型)は8件だった。
WTO対象工事は2件で、このうち落札金額が10億円を超える大型案件は「高知港三里地区防波堤(南)築造工事」1件だった。単体の受注最高額は、若築建設が落札した「高知港海岸湾口地区堤防(改良)工事(その3)」の4億9600万円、JVは東亜建設工業・大本組JVが受注した「高知港三里地区防波堤(南)築造工事」で11億9320万6000円となっている。
