【原点回帰、人生を懸ける】
清水建設全国連合兼喜会と東京兼喜会の新会長に就いた青木茂氏(金子架設工業社長)は、清水建設の新村達也社長が就任メッセージに込めた『原点回帰』に共鳴し、「車の両輪の一方を成すわれわれも原点に立ち返る必要がある。いま一度、会則にある事業目的を会員に教宣し『兼喜会の存在意義』を再認識してもらいたい。その上で、より多くの参加を促し、会を活性化できれば」と意気込みを語る。
主要事業には、会員各社の技術研さん・生産性向上・経営合理化の支援、後継者育成と次代の担い手確保・育成、親睦と懇親などがあるが、第一には災害防止活動を掲げる。「兼喜会の下部組織である災害防止協議会を主体とし、しっかりと現場の安全確保に努める。渋沢栄一翁の『論語と算盤(そろばん)』は、正しい道『道徳』を歩むことが、持続可能な発展につながると説いた。建設現場の『道徳』とは、働く人の生命と健康を守るという揺るぎない信念に他ならない」と強調する。
先祖代々からの清水建設との付き合いや自身の出向経験などを踏まえ、「清水建設に育ててもらった男」を自称する。会長就任を恩返しの機会と捉え、「清水建設と兼喜会、そして建設業界、日本の未来のために、残りの人生を懸けて尽力する」と前を向く。(葉)
