先月、ある自治体へ取材に行った際の出来事。事業に関する話を一通り聞き終わった後、その人から唐突に「〇〇さんは元気にしているか」と、かなり前の担当者の近況について聞かれた。まったく予想していなかった問い掛けに、返事を少し言いよどんでしまった◆考えてみれば当然だが、過去何代にわたって担当者はいる。過去の積み重ねが今であり、担当者が変わっても当社の看板は変わらず、新聞を発行し続けている◆建設関係もさまざまな面で世代をまたいで継承されることも珍しくない。むしろ継承されるのが大半であり、当たり前であろう◆いずれの場合でも、必ずしも世間の目にかかるとは限らない。ただ、長い年月をかけて紡がれてきたものを、これからの未来へ託すことに価値がある。そう信じて日々の業務に努めたい。
