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【九大箱崎キャンパス跡地活用】住商グループに決定/九大とUR

最終更新 | 2026/03/30 13:20

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「イノベーションコア」街区のイメージ


 日本最大級のスマートシティーが2028年度に誕生する。九州大学と都市再生機構(UR)九州支社は26日、九大箱崎キャンパス跡地(福岡市東区)の再開発事業者を住友商事を代表とするグループに決定した。「HAKOZAKI Green Innovation Campus」をまちづくりのコンセプトに掲げ、歴史と最先端技術が融合する環境先進都市の実現を目指す。

 同事業では、跡地とその周辺約52.7haのうち、南北エリアにまたがる約28.5haを一体的に開発する。事業者公募には3グループが参加し、24年4月に同グループを優先交渉権者に特定。その後、同グループの事業計画書案を第3者委員会で審議していた。同グループの構成員は、JR九州、西部ガス、清水建設、大和ハウス工業、東急不動産、西日本新聞社、西日本鉄道。

 計画によると、広大な敷地は6エリアで構成し、次世代産業を創出するイノベーション拠点「BOX FUKUOKA」や、日本最大級の食の観光交流拠点「フードパーク」を中核に配置する。周辺には、健康・医療分野の研究開発拠点や、インターナショナルスクール、総合病院、共同住宅などを集積させる。

 28年度を「第1期まちびらき」と位置付け、中核施設のBOX FUKUOKAやフードパーク、一部の商業施設、共同住宅などを先行開業する見通しだ。その後も段階的にインターナショナルスクール(30年度)や医療施設(31年度)の整備を進め、31年度から36年度にかけてまち全体の概成を目指す。

 また、独自のデザインガイドラインを策定し、旧工学部本館などの歴史的建築物と調和した景観づくりを進める。周辺の建物の基壇部を約20m程度に抑え、れんが調の外壁を採用して圧迫感を軽減する。

 さらに、既存樹木や保全樹林を生かし、エリア全体の緑化率を約40%、樹木総本数を1万本以上とする「箱崎創造の森」を形成し、緑と歴史が息づくまちを長期的につくり上げる。

 

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