川崎市は、「川崎シンフォニーホール改修設計業務委託」の簡易公募型プロポーザルを実施した結果、香山建築研究所を最優秀者に特定した。最優秀者の提案は、歓喜の広場からロビー、ホワイエに至る空間づくりで、多様な動線計画や移動式壁体の活用を計画。ホールについても、実体験に基づく課題認識と解決策が分かりやすく提示され、施設のさらなる価値向上を目指す具体的な提案だったと評価した。優秀者は久米設計だった。3者が参加した。
2025年に策定した改修計画を踏まえた設計業務を委託する。施設の規模は、S・SRC造地下2階地上27階建て延べ11万4344㎡。所在地は幸区大宮町1310番地の敷地約1万0669㎡。委託期間は27年6月30日まで。概算業務価格は4億9000万円(税込み、以下同)。工期は27年12月から29年度まで。設計や工事費などを含む概算事業費は95-105億円を想定している。
改修計画によると、選ばれる施設であり続けるため、ホール空間を機能と美観の観点から改善する。舞台床制御機構は柔軟な舞台配置に対応する形に更新する。外壁改修や屋上防水、電気温水器・空調の更新、照明のLED化工事なども予定している。
