
日本工営と東北大学は、東北大大学院工学研究科内に「日本工営×東北大学 The Good City共創研究所」を設置した。新規事業の創出に向けた取り組みの一環で、多様なパートナーとの共創を通じて、同社が国内外のインフラ関連事業で培ってきた技術のさらなる進化と技術開発の加速につなげる。
両者は、2022年に「レジリエントシティー技術実装共同研究部門」を設置して以来、連携を深めてきた。今回の共創研究所では、同社の土木分野の高度な技術・ノウハウと、東北大の世界水準の研究力を結集し、災害レジリエンス向上のための防災事前対策や災害時即時被害予測のためのデジタルツインシステムの研究開発などを進める。
また、流域環境と沿岸域の生態系サービスの定量評価と都市域の環境レジリエンスを向上させる技術や、道路・橋梁・上下水道などのライフラインのレジリエンス指標を評価するための解析方法、都市の多様な要素を統一的に評価する評価手法といった幅広い研究開発などにも取り組む。
組織名に込められた「The Good City」は、「世界をすみよくする」というID&Eグループのミッションを実現するため、世界の都市をより良くしようという取り組み。同研究所では、将来の社会変化や都市課題を見据えた研究活動も展開していく。
設置期間は、29年3月31日まで。運営総括責任者は中野雅章東北大特任教授(日本工営中央研究所副所長)、運営支援責任者は寺田賢二郎東北大学大学院工学研究科教授、共同運営支援責任者は佐野大輔東北大学大学院工学研究科教授がそれぞれ務める。
