埼玉県三芳町は、DBO(設計・建設・運営)方式を導入する「道の駅整備事業」の実施方針案を公表した。6月末に公募型プロポーザルを公告し、参加表明書は8月下旬まで、提案書は11月下旬まで受け付ける。12月下旬のヒアリング・プレゼンテーション審査を経て、2027年1月上旬に結果を公表する。同年3月下旬に契約する予定だ。
応募形態は、設計、建設、工事監理、維持管理・運営担当企業など複数企業で構成するグループ。建設業務のうち建築に当たる企業は、建設工事資格者名簿に登録され、過去10年間に、国か地方公共団体、外郭団体などが発注した公共施設または商業施設の新築か増築、改築工事の実績があることなど。
道の駅は、同町上富地区約2.87haに整備する。容積率は100%、建ぺい率は60%となっている。
施設は、道路休憩施設や地域振興施設、緑地、多目的広場などで構成し、環境配慮の面から、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)Readyに適合する建築物とする。
地域振興施設には、世界農業遺産に認定された「武蔵野の落ち葉堆肥法」を広く周知するため、世界農業遺産ミュージアムを配置するほか、インビテーションセンター、飲食施設、農産物直売所などを設ける。防災拠点としての機能も整備する。必要に応じて事業者自らのアイデアを生かした施設の提案も可能だ。
事業スケジュールは、30年度上期まで設計・建設を進め、同年度下期の開業を目指す。維持管理・運営期間は51年3月31日まで。
アドバイザリー業務は、三井共同建設コンサルタント、デロイトトーマツが担当している。
