兵庫県は、「新川・東川統合排水機場」の整備を進めている。県内最大規模の河川排水機場で、2026年度は吐出管の製作据え付け工事に着手。WTO対象で第2四半期に入札公告する。33年度末までの完成を目指している。
「新川水門、新川・東川統合排水機場地震高潮対策事業」は、西宮市を流れる新川・東川河口部の浸水被害防止や、南海トラフ地震発生時の津波対策、既存の排水機場の老朽化対策として、二つの川の合流地点に統合排水機場、長さ150mの防潮堤を整備、既存の新川水門を新設移転する。水門の移設は21年に、防潮堤の整備は24年に完了し、統合排水機場の整備が今後本格化する。
統合排水機場の規模は、RC造4階建て延べ4200㎡で、計画排水量は毎秒111m3。設計は建設技術研究所が担当した。完成すれば河川排水機場として兵庫県内最大級の施設となる。
現在、施設の下部工を飛島建設・吉田組・松田組JVで進めている。工期は27年3月25日まで。そのほか、掘削工事と仮設構台の設置も進めている。
26年度に発注する吐出管製作・据え付け工事の工期は、28年12月25日までを予定している。その他機械本体工、電気設備工、本体上部工などの発注を予定しているが、現時点で発注時期などは未定としている。
