香川県が高松市郷東町で整備中の「高松合同庁舎」の安全祈願祭・起工式が27日、現地で開かれた=写真。主催は施工を担当する合田工務店(建築)、三和電業(電気)、新英工業(機械)。耐震化されておらず、老朽化が進行する現庁舎(松島町)を香川県警察運転免許センター隣に移転新築する。県有施設で初めてZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)Ready認証を取得した。2027年度の移転完了を予定する。
神事には関係者らが多数参加した。鎌(かま)入れを寒川洋次寒川建築研究所社長、泉満西日本設備コンサルタント社長、三木雅愛三木建築設計事務所社長、鍬(くわ)入れを池田豊人知事、谷久浩一県議会議長、鋤(すき)入れを森田紘一合田工務店社長、山地一慶三和電業社長、鈴木英敬新英工業社長が行い、続いて玉串をささげ無事竣工を祈念した。
発注者あいさつに立った池田知事は「行政や福祉向上といった重要なサービスを提供するにふさわしい施設になるだろう。工事が安全かつ順調に進むことを願う」と期待を寄せた。施工者を代表して森田社長が「品質管理に最重点目標を置き、意義ある建設工事に従事できる自覚を持つ。各社総力を挙げて、無事故・無災害で皆さまの期待に添う合同庁舎を完成させる」と謝辞を述べた。
新築規模はRC一部S造6階建て延べ5125㎡。県税事務所や東部教育事務所、精神保健福祉センターなどが入居する。玄関アプローチや風除室・ホールの天井などに県産ヒノキ材を使用する。工期は2027年12月20日まで。実施設計は、建築を寒川建築研究所、設備を西日本設備コンサルタントが手掛けた。
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石田竜士現場代理人(合田工務店)の話 「安全第一に、県民に心地よく使ってもらえる施設にしたい。コンクリート打ち放しもあるので、意匠や躯体構造で品質を確保していく」
