カマチグループが運営する東京巨樹の会が、東京都武蔵野市で計画する東京吉祥寺南病院の建築プランが明らかになった。延べ2985㎡のA棟と、延べ1万2475㎡のB棟を建設する。2027年4月の着工、29年8月上旬の完成を予定する。既存施設などの解体工事はナカノフドー建設が担う。
ともにRC造で、杭基礎を採用する。用途は病院と健診センター。高さは、A棟が19m、B棟が23m。
救急医療、回復期リハビリ治療、健診事業の3本柱で運営する。地域完結型医療の中核として、二次救急の積極的な受け入れや災害時医療の役割も担う予定。病院規模は250床程度で、内訳は、急性期約80床、回復期約170床。診療科は、脳神経外科、整形外科、総合内科、リハビリテーション科を想定している。
事業計画の連絡先は三菱地所設計と記されている。
計画地は、吉祥寺南町3-13-13ほかの敷地5871㎡。用途地域は近隣商業地域と第一種低層住居専用地域で、建ぺい率80%と40%、容積率300%と80%。
建物の老朽化のため、24年10月に吉祥寺南病院の診療が休止され、吉祥寺地域の医療体制が危機的状況に陥った。そこで武蔵野市は当時の経営法人だった啓仁会に対し、事業継承先の選定を要望。事業継承者となった東京巨樹の会は25年11月、市と市有地の事業用定期借地権の設定などを盛り込んだ協定書を結んだ。
