四国に本社を置く建設企業で生成AI(人工知能)の活用が進んでいない。帝国データバンクが実施した2026年3月調査によると、「活用している」と回答した割合は23.9%にとどまっている。製造業の22.1%の次に低い水準にあり、主要7業種の30.0%に対して6.1ポイント下回っている。活用した企業のうち、「効果があった」と回答したのは70.6%で、主要7業種の81.1%と比べて相対的に低い結果となった。
建設業の生成AIの活用状況は、「非常に活用している」が0%、「やや活用している」が23.9%だった。活用業務は「データの集計・分析」が23.5%で最も高く、主要7業種平均の7.5%を大きく上回っている。「効果あり」(70.6%)の内訳は、「大いに出ている」が23.5%、「やや出ている」が47.1%だった。「どちらとも言えない」も23.5%あった。
一方で「ほとんど活用していない」と回答した建設業は38.0%で、全産業の23.3%を上回った。このほか、「いまは活用していないが、今後検討している」が15.5%、「今後も活用の予定なし」が11.3%あった。
主要7業種を見ると、生成AIを「活用している」と回答したのは30.0%だった。そのうち81.1%が効果を実感している。主な業務では「文章の作成・要約・校正」が60.4%でトップを占めている。
アンケートは、2026年3月に実施。四国に本社がある企業921社のうち、353社から有効回答を得た。
