仙台市は23日、「市中央卸売市場再整備事業アドバイザリー業務委託(基本設計段階)」の公募型プロポーザルを公告した。参加表明書は7月14日まで受け付ける。提案書の提出期限は同月21日。8月上旬に受託候補者を特定する。履行期限は2028年3月17日。委託上限額は7638万5000円(税込み)としている。基本設計業務は、今夏に委託者選定手続きに着手し、10月下旬に契約する予定だ。
老朽化が進む中央卸売市場本場の主要施設を若林区卸町4-3-1の現地で建て替える。規模は総延べ8万9619㎡を想定し、概算事業費は3月時点で688億7000万円と試算した。
27年度末に基本設計をまとめた後は、実施設計と工事を部門・棟ごとに発注する。先行する管理棟・関連棟は28年度下期に実施設計に着手し、30年度上期の着工、31年度末の完成を目指す。
メインの新水産物部棟と新青果部棟、工事期間中の仮設売り場となる立体駐車場の3施設は、それぞれ29年度上期に実施設計の委託手続きを進める。立体駐車場は32年度上期から33年度上期にかけて建設する。新水産棟と新青果棟は33年度下期に同時着工し、新水産棟が39年度上期、新青果棟は40年度上期の完成を予定している。
アドバイザリー業務は、近年の資材価格や人件費の高騰などを踏まえ、事業の成立性を確保して着実に推進するため、発注者と場内事業者との対話を通じて施設規模の適正化や機能集約・共用化による事業費縮減方策を検討して基本設計に反映させる。設計内容と工事計画、概算事業費、ランニングコスト・ライフサイクルコストの妥当性、スケジュールの検証、改善策の提案、マネジメントなども行う。
基本計画策定支援業務は、三菱UFJリサーチ&コンサルティング・安井建築設計事務所JVが担当した。
