東京二十三区清掃一部事務組合は、世田谷清掃工場建て替え工事を総合評価方式制限付き一般競争入札し、697億4000万円(税込み、以下同)で川崎重工業・大成建設JVが落札した。また、「渋谷清掃工場延命化に伴うプラント設備更新工事」は、45億1000万円で荏原環境プラントと随意契約する。
世田谷清掃工場(東京都世田谷区大蔵1―1―1、敷地約3万平方メートル)の履行期間は2033年12月28日まで。予定価格は698億8880万8000円。入札参加の申し込みは2者あったが、技術提案書提出前に1者が辞退した。
08年の建設から16年が経過しており、ガス化溶融炉の耐用年数などを加味して検討した結果、日量300トンの全連続燃焼式火格子焼却炉2炉を備えた施設として建て替える。
既存施設の規模は、工場棟が約9590平方メートル、付属施設が約392平方メートルで、完了後は、工場棟が1万1375平方メートル、付属施設が198平方メートルとなる見通し。高さは既存の約31メートルから約37メートルとなる。煙突外筒は既存施設を再利用するほか、色彩・形状は区の関連条例を踏まえた意匠とする方針。
渋谷清掃工場(渋谷区東1―35―1)は、25―30年としてきた耐用年数を40年程度とすることを目標に、劣化した機器の更新を中心とした設備と機能回復や長寿命化を図る。また、定期点検補修工事では難しかったボイラー設備の更新などを実施する。
随意契約の理由として、制限された期間で工場全体を熟知した業者に施工させる必要があるとした。履行期間は29年1月12日まで。
