サッカーワールドカップで熱戦が連日繰り広げられている。残念ながら日本は敗退したが、国の誇りをかけた戦いに胸が熱くなった◆今大会は暑さも話題だ。暑熱対策として導入された飲水タイムは、試合の流れを分断するという反対意見があるものの、選手の健康に配慮したルール変更で、時代の要請と言える◆日本も今週から猛暑日が増えると予想され、熱中症リスクが高まる。一部の元請けは今夏、週休3日制導入や作業時間短縮化など大胆な策に打って出た。下請けから建設業界統一の夏休みを求める声もある。暑さを和らげる設備導入から働き方見直しへ。熱中症対策のフェーズが変わりつつある◆温暖化が止まる見込みはない。業界を挙げて従事者ファーストの視点で、働き方を含む現場ルールを変えていく覚悟が求められる。
