福島県いわき市は、湯本駅周辺で計画する(仮称)常磐地区交流拠点整備事業や駅周辺区画整理事業など五つのまちづくり事業スケジュールをまとめた。事業手法を検討していた交流拠点は、DBO(設計・施工・運営)を採用する方針を固めた。2026年度中に募集要項の作成に着手し、27年度に事業者を公募する予定だ。28年度に事業者を特定して地質調査・設計に入り、30年度の着工、32年度中の完成を目指している。
JR湯本駅は、同市の温泉観光地である常磐湯本町の玄関口となっている。その西側にある駅前周辺は、空き地・空き家が点在し、空洞化が進んでいるため、駅前の敷地約1.4haを区画整理して市街地を再生する。
区画整理事業は現在、既存施設の解体・整地などの工事を進めている。今夏にも移築する建物の再建を始め、28年度から駅前広場を整備する。30年度に換地処分・清算し、同年度末の事業完了を予定している。
拠点施設は、区画整理事業区域内のうち、駅正面に公共用地を集約・再配置する公共エリア約4000-4500㎡に建設する。
24年5月時点の規模は、公共施設部分が4900-5620㎡、民間収益施設は延べ500-600㎡程度を想定していた。現在は、支所や公民館、図書館、多目的ホールなどの機能を公共施設として整備する考え。民間収益機能は、これまで見込んでいた温浴機能を公共に再編し、カフェや物販などのにぎわい創出機能とする予定だ。
駅前市営駐車場は、自走式立体駐車場として建て替える。台数は約150台分を確保する。27年度に地質調査と設計を委託し、完了後に着工する。供用開始は28年度当初を想定している。
御幸山公園・湯本駅前緑地整備事業は、26年度下期に全体基本設計と第1工区詳細設計を委託する。27年度に第1工区の工事、28年度に第2工区詳細設計、29年度に同工事を進め、30年度の完成を予定している。
