【市の見積もり大きく上回る】
東京都小金井市は、「新庁舎・(仮称)新福祉会館建設事業」の3回目の入札に向けて、事業者を対象に実施した公募型サウンディング(対話)調査の結果を公表した。概算建設工事費に関するアンケートでは、具体的な金額を挙げた事業者の中では「110万円/㎡以上120万円/㎡未満」が最も多く、市の見積もりを上回る結果となった。
調査では、アンケートに16社が回答し、ヒアリングには10社が参加した。
概算建設工事費のアンケートでは、直近で実施した庁舎建設工事などを参考に、4社が「110万円/㎡以上120万円/㎡未満」と回答。現時点の想定延べ床面積約1万9000㎡に換算すると、約209億円以上228億円未満となり、市が4月時点で見積もっている建設工事費174億円を大幅に上回った。
市の担当者は、この結果を受け、「(見積もりと)乖離(かいり)がある状況は認識できたので、3回目の入札実施に向けて検討を進めていく」としている。
事業では、建設工事の入札が2度にわたり中止となった中で、市は設計内容を変更せず、2028年度、可能であれば27年度の入札と着工を目指す考えを示している。
建設予定地は、中町3-1957-5ほかの敷地1万1417㎡。基本・実施設計は佐藤総合計画が担当している。
