NEXCO西日本の芝村善治社長は19日、金子恭之国土交通相と面会し、2026年熊本地震で被災した高速道路の復旧状況を報告した。妙見第一橋の損傷などにより通行止めが続いている南九州自動車道八代JCT~八代南IC間について「これから専門家に入ってもらい、計画を立案し早く着手するという大きな仕事が残っている」と話し、早期復旧への決意を新たにした。 =関連3面
芝村社長は発災から今日までを振り返り、「発災から3日目には多くの建設業者が現場に駆け付け、24時間体制で工事を進めている。これが日本の建設業の底力だと思っている」と語った。
報告を受けた金子国交相は安全に十分に留意した上で早期復旧に努めるよう要望。国交省として技術的な支援を続ける方針を示し、「全力で応援していきたい」と述べた。
各所で道路損壊や橋梁損傷が発生した九州自動車道は、14日に一部対面通行を含む形で全線開通し福岡県側と宮崎県側の双方から八代までアクセスすることが可能となった。南九州道は18日に八代南IC~田浦IC間で一般車両の通行が可能となった。通行止め区間として唯一残る南九州自動車道八代JCT~八代南IC間は、有識者委員会を立ち上げ6日に初会合を開き、最大1.3mの段差や最大0.8mの横ずれが起きた妙見第一橋の復旧に向けて検討を進めている。
