米プロバスケットボールNBAで活躍する八村塁選手が、次世代の育成などを目的としたイベントが22日、富山市のYKKAPARENAで開かれた。豊かな自然や気の合う仲間、道しるべとなった恩師に囲まれて育った自身の幼少期を振り返りながら、「将来は地元でプレーしたい」との“富山愛”を明かし、会場に集まった約5000人のファンを沸かせた。YKKAPが協賛した。
自身の凱旋(がいせん)に合わせて、「YKKAP PRESENTS BLACK SAMURAI 富山 Homecoming」をイベントタイトルとした。
冒頭、八村選手とYKKAPの魚津彰社長、富山県の新田八朗知事、富山市の藤井裕久市長によるディスカッションを実施した。
魚津社長は、「世界で挑戦する上で日々意識していることは何か」と尋ねた。八村選手は、「人生は時間に限りがある。一日一日を大切にして、バスケットボール選手としても、人間としても成長できるように心掛けている」と答えた。
新田知事は「富山のすしを世界に広めてほしい」、藤井市長は「富山県、富山市はスポーツを通したまちづくりを進めている。今後も協力してほしい」と要請した。
続いて、タレントでニュースキャスターの櫻井翔さんや一般参加者らが質問。八村選手は「今のようなパフォーマンスができるうちに(Bリーグの富山グラウジーズに)来たい」、「(世界を目指す上では)スキルよりも、覚悟や思いが重要」などと真剣なまなざしで応じていた。
県内の小中学生201人を対象としたバスケットボールクリニックでは、練習や試合に臨むための心持ちなどを丁寧に伝えた。最後に、富山グラウジーズの選手と3ポイントシュート対決も行った=写真。
